Carolin Loebbert

HAMBURG GERMANY

ドイツ・ハンブルグを拠点に活躍するカロリン・ロバート。彼女が描く絵の世界は、オリジナリティーが強く、彼女が心より愛する自然が沢山描かれています。

1981 年、ドイツウエストファーレンのハルターン生まれ。2002 年にハンブルグ応用科学大学にてイラストレーションとコミュニケーションデザインを学び始める。2003 年よりベルリン、ストラスバーグ、東京などにて複数のグループ展に参加。2004 年より様々な雑誌や選集で活躍。2004 年よりフリーランスのイラストレーター、そしてグラフィックデザイナーとして活動する。2008 年の始めにハンブルグのギャラリーLinda e.V で発表したプロジェクト“Alles ist Zahl” により優秀な成績を納め卒業。現在ハンブルグに拠点を置いている。

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オフィシャルサイト
Atmosphere


アトモスフィアでは、世界各国で活躍する女性アーティスト6人が、スウィーツの世界で競演するという企画「yum yum art!」に参加頂いたカロリン・ロバートさんにインタビューを致しました。「yum yum art!」のスウィーツは、伊勢丹にて展示・販売されています。

カロリンの事を教えて!

私は、ドイツのハルテルンというところで生まれ、田舎町で育ちました。子供の時に、家の前の牧草を走り抜ける馬の絵を描くのが大好きでした。その思い出があってか、2002年からイラストレーションの勉強を始めました。2008年にハンブルグ応用化学大学を卒業しました。学位の途中の2005年にストラスブルグのESADという大学に交換留学生として行きました。その後、ベルリンを初めとして東京、京都など世界各国にグループエキシビジョンで参加しました。展示をして色々な人と知り合い、アートやデザイン、ドローイングについて話をすることが大好きです。現在は異なる雑誌や、画集、エージェントに作品提供を行っており、アーティスト、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしてハンブルグで活動しています。

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プロジェクトを行う際にどういった点にインスピレーションを受けますか?

インスピレーションはとても手に入りにくいもので、簡単に呼び起こせるものではないと思っています。私の場合、インスピレーションは外にでて散歩などをしている時に得ます。人と話をしたり、音楽を聴いたり、埃っぽくて薄暗いアンティークショップにいる時にもインスピレーションが降りて来たりします。私は、そのもの自体に歴史があるものが好きです。例えば、ひびの入った古い陶器であったり、壊れかけのオーナメントが付いたアンティ―クのフレームだったり。こうゆうものは、記憶を引き起こします。時に、ボアダム=倦怠感はインスピレーションのきっかけになります。特に何も特別な事が無い時に限って、人の心や耳が奥に埋もれた記憶や考えを捉えて、表に露わにすることがあります。

どうして、ポルセリン・シリーズを作ろうと考えたのですか?

毎年、夏にSpringという雑誌を友人と出版しています。この雑誌は、毎号特別な主題を設けています。今年は家族のシルバーでした。瞬時に、私は陶器で作品を作りたいと思いました。何故なら、このマテリアルは私にとって家族とのつながりを意味するからです。私の母は、鳥のモチーフがついた陶器のお皿を集めています。家のロビーには古い木のカップボードがあって、そこには母が集めた陶器のお皿がずらっと並んでいます。陶器は、私たち家族の毎日の生活にもつながりがあります。スープを陶器のお皿で飲んだり、夜ごはんをトお皿で食べたり、家族の伝統とこれらの慣習は深くつながっています。そのこと自体が、私にとってインスピレーションとなりました。

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CAROLIN_PORCELINE_SERIES
CAROLIN_MUSIC_PORCELIN

ご自身の作品にとって、テクノロジーはどう影響していると考えますか?

Photoshopの新しいツールって、毎秒出てる気がします。それに、新しいプログラムも次々と出てきます。すごいことだと思いますが、本当に使えるものかただのおもちゃか判断することが大事だと思います。

自然との関わりに関するエピソードがあれば教えてください。

幼少期の自然での体験はいくつもあります。よく覚えているのは、真夏の夜の空に向かって姉妹で松ぼっくりか小さな石を投げていました。コウモリが私たちの投げたものを小さな虫と間違えて興味を持つと思っていたのです。時にコウモリたちは私たちの頭すれすれのところを飛んで、とても興奮していたのを覚えています。

絵を描く際に最も好んで使う道具はなんですか?

絵を描くときに使うえんびつで一番好きなのがあります。芯が取り替えられるプラスチックでできたとてもシンプルな鉛筆です。0.72Bの芯が大好きで、スケッチを描くときにいつも使います。この鉛筆はすでに何年か使っているので、あと何年かもつといいなと思っています。

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ハンブルグで一番好きな場所はどこですか?

フォルクス・パーク(Volkspark)。住んでいる場所の近くにある森です。

尊敬しているアーティストはいますか?

古今東西、尊敬しているアーティストは大勢います。例えばウォルトン・フォード(Walton Ford)。ベルリンのハンブルグ・バンホフ(Hamburger Bahnhof)で、何ヶ月か前に見たのですが、古来のテクニックと現代の要素を見事にミックスした素晴らしいスタイルで圧巻でした。隠されたディテールがいくつもあって、絵から目が離せませんでした。

大好きなことを5つあげてください。

バスケットボールをすること。大昔の動物や花、鳥やヤシの木、フルーツの絵が描かれている本を見る事。自家製パンケーキを食べる事。ドイツのナショナルチームのサッカー・ゲームを家族や友達とアルスターバッサー(Alsterwasser – ビールをレモネードで割った飲料)を飲みながらテレビでみること。サウナに行く事 (ドイツでサウナは日本の温泉のようなものなのです。)

創作の場所を見せてください!

最近の創作場の写真です。イラストレーターとセットデザイナー2名で大きな場所を借りました。

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Alfred Brehm Alfred Brehm
Acrylic on Bristol Cardboard, 2009
Laser Cat Laser Cat
Acrylic on Bristol Cardboard, 2008
Mr. Skull Mr. Skull
Mixed Media, T-Shirt artwork for the One Tree Project, released under the label Earth, Music and Ecology, 2009
Ghost of Tom Joad, Matterhorn, Richard Mohlmann Records Ghost of Tom Joad, Matterhorn, Richard Mohlmann Records
Paradise Paradise
Acrylic on Bristol Cardboard, 2009
Blood Brotherhood Blood Brotherhood
Photo Cooperation with the Photographer Inga Seevers Collage, 2009

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